2012年の5月連休から2013年の5月までのトレッキングレポートになります。
積雪期の行動は約10年ぶり。
遠ざかっていた理由は様々ありますが。
10年間で世の中が随分変わったように、登山やトレッキングをめぐる環境も進化をしていました。




2012年5月 鹿島槍ヶ岳(北アルプス)。
10年ぶりの積雪期登山。鹿島槍ヶ岳は、10年前の装備そのままでの計画でした。
山小屋でトイレを借りようと靴を脱いで下駄箱へ。
皮の登山靴を履いているのは自分たち位で、みな最新の防水透湿性レザーブーツ。
プラスチックブーツも姿を消していました。


2013年お正月 五竜岳(北アルプス 中遠見山迄)。
五竜岳へ誰が行こうと言い出したのか。
腿までの積雪でラッセル時の速度は時速100mほど。
中遠見山まで進んで引き返すことに。


2013年2月赤岳(八ヶ岳)
北アルプスはこの時期雪が多すぎて歩けないことが解り、八ヶ岳へ。
連休であることもあり、赤岳山頂には悪天候にもかかわらず大勢の人が。


2013年3月 木曽駒ケ岳(中央アルプス)
稜線上でテント泊を経験するために中央アルプス木曽駒ケ岳へ。
夜半は雪で風速30m/secだが明け方には雪はやむ。という予報を信じて稜線へ。
一晩中テントのウォールが風で叩かれ、凄い音で眠れぬ夜を。
買ったばかりのエスパースナノ冬用テントのポールは曲がり、張綱は千切れてしまいました。


2013年5月 白馬岳(北アルプス)
連休中の好天日を狙って白馬岳へ。
肝心の山頂ではガスに覆われてしまい残念な思いをしましたが。 概ね晴天で計画通りの行程を消化。
昨年、今年共に5月の白馬岳では悲しい事故がありましたが。
天候と遭難事故には密接な関係があることを学びました。


来年度の課題
悪天候時の対応方法や雪崩対策などの技術習得
クライミング技術も必要になるのでしょうか。


2002年12月末〜03年お正月八ヶ岳縦走
21世紀になって間もない頃の記録。
日本人にとってPCTはまだ前人未踏の時代。





















2012-2013 Sierrasouth Inc.