
2013年1月1日〜2日 中遠見山(2037m)往復
最初の目標は遠見尾根から五竜岳だったのだが。
1月の北アルプスの積雪量を知らなかったために計画出来た内容だった。
スノーシューを装着しても腿まで潜る新雪を進むのは辛い作業だった。
中遠見山の少し先まで行ってテント泊。
一晩で随分積もって。
前日のトレースも消えてしまい帰れるのか不安な復路だった。

昨年5月の反省を生かし、装備の見直しが行われた。
2名のパーティでは大きすぎたエスパースU4〜5人冬用は今回装備から外れた。
変わってエスパースマキシム ナノ2〜3人用を装備。3.5kg→1.5kgに減量。
容積も写真の通り。
小遠見山(2007m)付近。降り続く雪が緊張感を高める。
行けるのか !?
中遠見山までの登り。
膝上までの雪で時速100m程しか進まない。
積雪時のフラットな地形を移動するのに適したスノーシュー。
まさにこの地形にジャストフィットなのだが、積雪3〜4mの上に新雪が数十センチ積もっていると。
一歩足を踏み出すのも大変な作業になる。
中遠見山の少し先でテント泊。
この先尾根が痩せてきて、進むのをあきらめました。
斜面の雪をどけて設営。小ぶりなテントで助かりました。
翌日、撤退開始。昨日のトレースも消えてしまっていたが。
進まないと帰れない。
ちょっと一休み。
ややホワイトアウト気味。
帰るルートを間違えやすいので慎重に進む。
ひたすら引き返す。赤い目印の旗の重要さを知る。
小遠見の分岐の標識かな。
だいぶ戻ってきた。
ここは足元の雪面がピキピキとひび割れたところ。かな?
雪庇に気をつけないと生きて帰れない。
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